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不動産を高く売りたいとお考えの場合、家の中は空にしておくのが一般的です。
不要な家具や家電が片付いた状態での査定は部屋の印象が大きく変わるからです。
内覧の時に狭く見えたり、片付け作業がマイナスの査定評価となったりする可能性もあります。
不動産のお片付けは、ときに1万点を超えるモノと格闘することに。
また、不動産の売却が決定した場合、引渡しまでに家具や家電、荷物といった物品を片付けなくてはなりません。
一般のご家庭4人家族のマンション一室（2LDK程度）に存在する物品は約5千〜7万点に上ります。
多くが洋服、家具・家電、本などです。教科書など全て保管されているケースや趣味でコレクションをされている方や収集やストックがお好きな方の場合には、3万点を超えることも少なくありません。
どこから手をつけていいのか分からず、本当にお困りの方が多い印象です。
今回は、不動産を売却する場合のお片付けにお困りの方へのポイントをまとめてご紹介いたします。
不動産のお片付けを行う場合のポイント
不動産の片付けを行う場合には、以下のようなポイントに注意すると良いでしょう。
基本的には、物品ごと丸ごと不動産を買い取るサービスなどでない限り、売却前に家の中を空にする必要があり、買い取り専門業者やインターネットオークションを利用しながら、残された物品を無駄なく現金化する方針がオススメです。
家・不動産のお片付けにベストなタイミングは査定前。査定費用に影響も。
家を売却する場合のベストなタイミングは、売却の査定や内覧が始める前です。
不要な家具や家電を取り除き、整理整頓した状態で査定や内覧を行うことで、部屋の印象が大きく変わります。
また、仲介者や購入希望者にとっても、整理整頓された家が好印象を与えます。
そのため、売却の準備として、お片づけを行って第一印象を良くすることはとても重要です。
できる限り良い条件での売却をお考えであれば、第1印象を左右するお片づけに注力した上で、当日を迎えられることをオススメします。
家の売却などで不要な物品は、リサイクルを活用して次の世代へ。
お片づけ企業では、不要なものを次の世代へ繋げる取り組みが当たり前になっています。
家具や家電を処分するのは手間とお金が必要なため、処分費用が大きく嵩んでしまうことも少なくありません。
そこで、家具や家電だけではなく、紙などの資源も含めてリサイクルを行い、処分費用を圧縮するのが良い方法です。
処分をする物品が多くなると、それだけお金が必要になりますが、以下の方法で処分品をうまく現金化できれば、大きなメリットとなり得ます。
- 買い取りの専門業者を利用する
リサイクルショップや買い取り専門業者を利用して、現金化を行う。 - インターネットオークションやフリーマーケットを利用する
少しの手間をかけられる場合には、インターネットオークションやフリーマーケットは良い方法です。
上記、いずれの方法でも片付かない物品の場合には難しい場合には、粗大ごみとして処分を考えた方が良いでしょう。
自分で持ち運びが難しい場合には、他にも引越し会社への処分を依頼したり、不用品回収業者などへ搬出を依頼したりすると良いかもしれません。
なお、お片付けを業者に依頼する場合、部屋に残されている物品（残置物と言います）が多ければ多いほど、作業費用が増加します。安くお片付けを終わらせようとお考えの方は、ものを減らすことを一番に考えておくと良いかもしれません。
荷物を一時的に保管したい場合には、コンテナ倉庫やトランクルームを利用しよう。
お片付けの際、一時的に保管したい物品が出てきた場合、トランクルームやコンテナ倉庫を利用すると良いでしょう。
屋外だけではなく温度湿度管理が徹底したセキュリティの整ったトランクルームも増加しています。
物品の量や内容、預ける期間によって予算が異なりますが、うまく利用すれば大切な物品を都市部でも低コストで保管できることでしょう。
不動産のお片付けの具体的な準備とステップ
一般的には、信頼できる不動産業者などを探し、お片付けを行なった後に、査定・売却といった流れになることでしょう。
不動産のお片づけの具体的なステップは、どのように不動産を売却したいか、というあなたの目的によって異なります。
不動産業者も、仲介以外に物件そのものを買い取っていただける業者さんなど取り組まれている方法が異なる場合もあります。信頼できる業者さんを見つけるまで根気よく探されることをオススメします。
とくに、ご両親などの時代からお付き合いのある不動産業者さんが当時の担当者と異なっている場合など、以前の状況を的確に把握されていないようなケースでは、事前にしっかりと情報を共有しながら、場合によっては他の業者に話を聞いて最適解を見つけるなどの方法も検討してみると良いかもしれません。
いずれのケースでも売却前には、不動産に関連する書類や契約書などを整理し、適切な場所に保管しておくことが重要です。また、家の屋根や屋外、庭などの外観も整備し、良い状態に保っておくと万全です。
そのほか、お片づけに関する具体的な準備とステップについては、以下の記事にくわしくまとめておりますので、ぜひご覧ください。
不動産の売却に関しての注意点
不動産の売却に関しては、相続登記など必要な作業が多く存在しています。
とくに、空き家の増加や相続の問題から相続登記が義務化されています。
事前に専門家の協力をいただきながら、解決に向けて相談しておくと安心です。
家具や家電をそのままの状態で売却できる業者も。
不動産を買い取る人間が希望する場合や、不動産業者が買い取りを行う場合には、家具や家電をそのままの状態で引き渡せるケースも少なくありません。
たとえば、私たちにご依頼いただくケースでは家具や家電などが残された状態での不動産の買い取りを行うことも可能です。
その場合には、事前に必要なものを仕分けてお渡しの作業、お部屋に残された物品のお片付け作業を行うため、ご依頼いただく方への負担は最小限で、ご自身の必要な物品を確実にお届けしています。
まとめ
今回は、不動産のお片づけについてまとめてご紹介をいたしました。
新生活のために多くの準備が必要で心配な方は少なくないことでしょう。
しかしながら、ひとつずつ取り組んでいくことで必ず解決できます。
お困りの場合にはお気軽にご相談ください。
この記事が不動産のお片付けで悩まれている方への一助となれば幸いです。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。