実家・自宅のお片づけ 掲載

実家の片付けで重要な事は業者選びや方法論ではなく話し合うこと

実家の片付けについて業者を調べたり、ブログを読んだりといったことをされている方も多いかと思います。しかし知識よりも大切なことがあります。それは、ご両親やご家族でよく話し合って進めるということです。
実家の片付けで重要な事は業者選びや方法論ではなく話し合うこと
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ご実家やご自宅の整理を考えるとき、最も重要なのは、そのご実家・ご自宅を建てたご両親の気持ちを考えることです。

その理由は、言うに及びませんが、あえて表現するとすれば、家族への思いが詰まっていると言えるからです。

ご両親が家を残された気持ちを事前に理解しておくことによって、あなたが実家の整理をする時に、より理想的な結果を得ることができることでしょう。

今回は、実家の整理についてご両親が考えておられること、心配事を明らかにしながら、実家の整理を失敗しないための方法についてご紹介いたします。

先入観をなくす

最初に「先入観」や「思い込み」は最も避けるべきだと言えるでしょう。

ご両親が深く考えていることは、ご両親にしかわからないことも多いからです。

「うちの両親はこう考えているだろうから」とか、

「実家は●●にして、って言われていた」とお話が出ることもあるでしょう。

しかし、それは本当のこと、なのでしょうか。

例えば、数年前の正月にご両親に会って、ちょっとした発言を元に想像が膨らんでしまっていないでしょうか。

確かにそのような話はあったとしても、時間が経てば考えも変わっておられる可能性もございます。

こうした先入観を無くすために最も良い方法は、実際に膝を突き合わせてよくご両親と話し合ってみることでしょう。その際、以下にご紹介している内容がお役に立てれば幸いです。

ご両親の不安を知るために

特に統計データ等があるわけではありませんが、ご両親の不安を知るためには実際に遺品整理や生前整理を行ったお客様の声が役に立つはずです。

さらに、インターネット上の調査でも、ご両親が不安に感じておられることは記事にまとめられていたりします。

「死後事務」や「遺品整理」が不安のタネ

「いずれはひとりで死期を迎えることに不安がある」人に限定して、不安の内容を聞いています。

一番多いのは、公共料金の解約や役所への届け出などの「死後事務」でした。

次に多いのが「遺品整理」で、いずれも半分を超えています。

身寄りのない一人暮らしで不安なのは「自分の死後に自分自身ではできない作業」があること

以上の内容は、あくまでも身寄りのない一人暮らしの型で不安なことではあるのですが、ご両親の不安な気持ちを知る上で重要な手がかりになります。

と言うのも、当社にご連絡いただくお客様にもこうしたお悩みを抱えていらっしゃる方が多いからです。

遺品整理や生前整理をご依頼のお客様が抱えている課題として共通するのが以下の項目です。

  • 公共料金の解約や役所への届出
    運転免許証などの証明書の返納など
  • 金融機関への連絡
  • 不動産(売却・世帯主の変更)
  • 自家用車(売却・名義変更)
  • お葬式(参列する人を選び連絡することや、葬儀場などの選択)
  • お墓・永代供養など
  • 相続税の申告・支払い
  • 遺言書作成など

お客様にとって、これらの課題を解決する時期というのは様々で、生前整理などのお家のお片づけの作業時点で、これらの内容の半分程度を済ませていらっしゃる方、まだ手をつけていない、と仰る方もいらっしゃいます。

以上は、心配事の内容として共通するものですから、あなたのご両親が特に不安だと感じておられる内容を網羅したものではありません。

しかしながら、こうした皆さんが抱える悩みを、あなたのご両親も課題と捉えていらっしゃると仮定してお話ししてみるのはいかがでしょうか。

あなたがご両親とお話をするときに、お葬式やお墓の具体的な話をすることは、とても難しいと思います。

ただ、具体的な内容を話に出さずとも、こうしたことを頭の中に入れておくだけで、捉え方が変わり、解決への糸口がつかめるかもしれないということは、ぜひ知っておいて頂きたいと思います。

あなたのご両親の不安を解決するためにできること

では、以上のような内容を踏まえ、ご両親の不安を解決するためにできることは何でしょうか。

まずはじめに、よく話をする、コミュニケーションを取るということが大切です。

その上で、頭の中にご両親が具体的に不安に感じていそうなことを思い描いてみてください。

借り物の目標を掲げると残念な結果になることもある

なぜ、このようなお話をさせていただくかというと、ある種の先入観から「借り物の目標」を掲げて実家のお片づけをされ「こんなはずではなかった」と後悔される方を減らしたい、という気持ちがあります。

ご両親やご家族が本来やりたいことや、実現したいことではなく、他人が掲げている目標を借りてきて「他の人がこうしているから」という理由で熟考せずに、お片づけを初めてしまうと、納得のいかないお片づけになってしまうかもしれないのです。

例えば、お金持ちの理想の姿は、高級車に乗り、大きな家を建て、美味しいものを食べる、という雛形のような生活だ、という先入観は誰しも一度は考えたことがあるはずです。

しかし、本当のお金持ちがやっていることは、人を助けるための寄付や財団を作ったり、熱心に教育問題に取り組んだり、といったことだったりします。

それは、そのお金持ちの方が、本当にお金を持ってやりたいことを深く考えて実行に移しているからに他なりません。

借り物ではなく、あなたや、あなたのご両親やご家族が本当に実現したいお片づけを、時間をとって深く考え、議論して結論を出してみることが重要なのではないでしょうか。

まとめ

今回は、ご実家のお片づけについて、先入観なくご両親やご家族の気持ちを理解し、ご家族みんなで結論を出した理想を考えてみることが重要とお伝えしました。

こうしたことを行うことは、とても難しく険しい道のりだという状況の方もいらっしゃることでしょう。

もちろん、簡単に結論が出るということはありません。

しかし、少しずつ時間をかけて焦らずに取り組むことで、着実に理想に近づけていくことが可能です。

当社のブログでは、他にも様々な情報をお伝えしています。

また、皆さんが納得したご実家の整理を実現できるよう、私たちでお手伝いもさせていただいております。

ご自身のご家族の理想のお片づけのために、家族での会話など、少しずつ時間をかけて進めてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。