実家・自宅のお片づけ 掲載

実家の今後に不安を抱えている人が考えるべきこと・考えてはいけないこと

「もし、両親が亡くなったら実家はどうすべきなのか。解体するお金のことを考えられない」「実家を残されて、私はきちんと対処できるのだろうか」と不安な方に、知ってほしいことがあります。
ご実家の整理後の和室の様子
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仕事から帰宅した後、家でなんとなく見ていたドラマや映画で家族の話題が出てきたり、親と同年代の著名な方の逝去の報を知り、なんとなく両親や実家の今後に不安を感じることはありませんか。

「親のことを考えると、結婚して子供もいるが、田舎に帰り、同居するのが良いのだろうか」

「実家を解体すると言っても、ほとんど貯金できていないし、親のお金を頼りにできない」

「実家や自宅は、今のままで、本当にいいのだろうか。両親に引っ越させるべきなのか」

核家族化が進行し、親元を離れて暮らす世帯が多い昨今では、実家の今後に向けて不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

ご実家やご自宅の今後を考え始めると漠然とした不安から焦り、仕事に集中できなくなってしまったり、寝付けなくなってしまったり。

しかし、自分ひとり、これらのことを考え始めても、確固たる結論が出るわけではありません。それを知っていても考えてしまいますよね。

今回は、こうした不安を抱える方に、実家のお片づけを行う私たちから、特に「ご実家の処遇」について、お伝えします。

今この時、考えることで不安少しずつ軽減するための一助となれば幸いです。

ご実家の今後を不安に感じるのは当たり前

まず、このような不安を抱えている方に知ってほしいことは「不安を感じるのは当たり前」だということです。

そもそも「不安」とは、具体的な問題として目の前に現れていない+明確な対象もないという状況なのです。

すなわち、極論ですが「明日の15時までにお家を解体してください」と要求されている状況でない限り、幾つでも方法は存在するということ。このことをまず理解していただきたいと思います。

ところで、人間が本能的に感じる恐怖は「高さ (視覚的断崖) 」と「大きな音 (聴覚性驚愕反応) 」だと言われています(諸説あります。参考:人間に生まれつき備わっている恐怖)。

そのほかの恐怖は、経験で形作られるものが多いとのこと。

さらに「不安」という感情は、概念的なものが理解できる知能を持った人間が、生きていく上で平穏を乱す、経験したことのない状況や環境からストレスを感じることによって引き起こされるものと言えるでしょう。

御託を並べましたが、結局のところ、未知のものに対して不安はつきもので、それは「誰もが経験する当たり前のこと」なのです。

誰しも、予想できない将来のことに対しては不安な気持ちになりますし、それはあなただけではないのです。

ご実家の今後が不安な時に考えるべきことは「今何ができるか」ということ

不安は誰しも感じるということはお分りいただけたと思います。

では、この不安に対してどのように向き合うべきなのでしょうか。「考えない」「無視する」というのも一定の効果はあるでしょう。しかし問題を先送りしただけになってしまうため、不安の解消までには至らないかもしれません。

そこで、今回は2つに分けて不安な時に考えるべきことをまとめてみます。

不安を解消するために考えることができない時:できることは何かを考える

不安とどのように向き合うべきか分からない時は、まず、自分が今何ができるのかを考えることをおすすめします。

何か未知のことを始めようとすると、不安に思うことや恐怖を感じることは当たり前です。

しかし、その感情を減らすことができたとしたらどうでしょうか。

一般に、このような実家の今後を考えるような状況で不安を感じるのは「いつもと違うこと」や「予測不可能なこと」を考えようとしているからです。

しかし本当に「いつもと違うこと」ばかりでしょうか。

例えば、ご両親と実家の今後について話し合うなんてできない、と思われる方は、他愛ない両親との会話をすることで、新たな気づきが得られるかもしれません。

お盆や正月に帰省した時や、週末に、実家を眺めてみて、ちょっと部屋を掃除するだけでも新たな考えが浮かんだりすることもあるでしょう。

大きな視点で「不安」をみるのではなく、実家について不安を感じる中から、自分がいつも行なっていて慣れているものから手をつけてみるだけで、このような不安は徐々に軽減されていき、有意義な結論も見えてくるかもしれません。

不安を解消するために考えることができる時:なぜなぜ分析(3 why分析)

ご自身の不安を解消するために、自分自身ときちんと向き合ってみようと思われた方におすすめなのが「なぜなぜ分析」です。

なぜなぜ分析は「カイゼン」でおなじみのトヨタ生産方式の一つです。

要するに「なぜ」を繰り返すことで「不安の原因は何か」を探り当てるための方法です。

例えば①「なぜ実家の今後が不安なのか」-なぜ→②「両親が亡くなった後、具体的にどうするのかわからないから」-なぜ→③「経験や知識がない」というように3〜5回「なぜ」と考えてみるのです。単純ですが、この例では経験や知識がないから不安になった、ということが分りました。これを解決するには、経験や知識を得るために関連書籍や検索で情報を集めてみるのが良いかもしれない、となるわけです。

ご実家の今後が不安な時に考えるべきではないこと

ご実家の今後が不安なのは当たり前なことでも、その不安が与える影響は人それぞれです。

中には眠れず頭を抱えておられる方もいらっしゃることでしょう。

ご実家の今後が不安だからといって、その問題ばかり考え続けるのは良くありません。

例えば、ご実家の今後を考えるがあまり両親とのコミュニケーションが減ってしまっては目も当てられません。

不安から生まれる取り越し苦労と持越し苦労はすべきでありません。

先にご紹介したように、不安を軽減するために、今考えられることやできることにフォーカスするべきです。

本当に不安なのは「老いた両親と向き合うのが怖い」とか「家族関係がうまくいっていない」という潜在的なものが「実家の今後への不安」として表出しているのかもしれないからです。

無論、ご実家の今後を案じて、そのためにちょっとした計画をすることは良いことです。

しかし、これらの不安を解消するために必要なのは、今日ご両親とコミュニケーションを取ること、などの今できることかもしれないのです。

まとめ

今回は、実家の今後に不安を抱えている人が考えるべきこと、考えてはいけないことをご紹介しました。

様々な方法をご紹介しましたが、それでもご実家に対しての具体的な情報がない、という方は、当社のブログや作業事例で費用や方法についてご紹介しております。

さらに、ご実家の今後について私たちにご相談いただくことでも、あなたが想像もつかなかった知識や経験談を知ることができるかもしれません。

ご実家の今後に不安な自分を受け入れ、何ができるのか、そして何がしたいのかを少しずつゆっくりと考えることで不安は少なくなっていくでしょう。

ご実家と離れて暮らす誰もが悩むご実家の今後について、前向きに捉えて不安を減らすために、ぜひ不安を抱えないで情報を探したり、すでに経験された方に話を聞いたりしてみてください。

もちろん私たちにご連絡いただきましたら、ご実家の今後について必要な情報や経験をお話させていただくことも可能です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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