最大の違いは、ご自身のお気持ちを反映できるかどうか

ご自身が亡くなった後にご遺族の方などが行う遺品整理とは違い、生前整理はその名の通り、亡くなる前に財産や身の回りの家財道具、思い出の品を整理する作業のことです。

遺品整理とは異なり、生前整理の場合はご自分の意志を反映させることができますので、「これは息子に引き継がせたい」とか「これは娘に譲ってやりたい」といった“お気持ち”を直接的に込めることも可能です。

私どもにご依頼いただいたお客様の中には、息子さんたちを交えて「これは残してほしい」、「これは処分してしまおう」などと具体的に相談をしながら整理を進めた例もございます。遺品整理となってしまいますとこれができませんので、生前整理を行うメリットのひとつだと言えると思います。

また、残されるご家族だけでなく、住んでいるアパートの大家さんや管理人さんに面倒をかけたくないという方からご依頼いただくケースもございます。

ご自分の思い出や愛着が染み込んだお品物も多いでしょうから、ご自身の手で整理できればそれにこしたことはありません。お客様の中には、高齢者施設にご入居されたご兄弟に代わって、ご自身で整理作業を行っていた方もいらっしゃいました。しかし、その方もご高齢だったため、体力的にまいってしまい体調を崩され入院されてしまったそうです。

こういったケースのように、年齢を重ね体力的に作業をするのが難しい方もいらっしゃいます。また、手伝いを頼みたいご家族がお忙しかったり、遠方に住んでいて気軽にお願いできなかったりといった方もいらっしゃるでしょう。あるいは、体力的な問題はないけれど、どこから手を付けたらいいのか分からないという方もいらっしゃいます。

そういった場合は、整理のプロである私どもにご相談してください。

お客様の“これまで”と“これから”を見つめ直す機会に

ご家族が相続する財産の整理や、お墓をどうするかなどについては真剣に考える方が多い一方で、身近な日用品や家財道具についてまでは気が回らないという方も少なくありません。私どもにご依頼いただければ、今後の生活に必要不可欠なもの、アルバムなどの思い出の詰まったお品物、亡くなった後ご家族に譲るもの、思い切って処分してしまうものなどの仕分けも、ご意見をうかがいながら作業いたします。また、移動が必要なものの搬送や、処分品の搬出から後始末まで、すべての作業を承ります。

笑顔で「ありがとう」と言っていただけますよう、まごころを込めてお手伝いさせていただきます。