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2018.03.01更新

生前整理をおこなっておくと、余計な相続トラブルが防げる

生前整理は、大きく2つの理由があります。
身の回りの品々を整理することで、新たな気持ちで生活を送っていくという自分のため。
もう一つ大切なのは残された家族のためということです。

自分が突然いなくなったら、残された家族や親族にはどんなことが起こるのでしょう。
まず考えられるのが財産関連の相続に関すること。

自分には大した財産が無いから大丈夫、と思っていませんか?
財産の相続は、多額の財産、たとえば数千万円あるからトラブルに発展するというものではありません。わずか数十万円でも、揉め事に発展するケースもよくあることなのです。

今まで仲の良かった家族が、ちょっとしたことで不仲になったり、また亀裂がはいってしまったり、ということも考えられます。
自分が少し注意を払っていれば避けられることは、なるべくなら避けたいものですよね。

生前整理で、まずやっておくべきことは、やはり財産関連から手を付けるのがいいでしょう。

預貯金は〇〇銀行で口座番号*** 通帳と印鑑の保管場所を明記。貸金庫も同様です。
土地家屋等の権利書などの保管場所。
株式など金融資産に関しては、もし無くても「無し」と記しておきましょう。特に過去に保有した経験のある方はなおさらです。
「持っていたはずだ」「隠し場所を知っているだろう」とあらぬ方向に話が進むことも考えられます。

金融チャート画面 

人間の「欲」は無いものまで「ある」と思わせてしまうこともあります。
「無し」と記しておくことが得策です。

このことは、他の貴重品類にもいえることです。
貴金属や宝石類、骨董品、美術品なども無ければ「無し」と記しておきましょう。

パソコンやスマートフォンをお持ちの方は、アカウントやパスワードなどもどこかに記録しておきましょう。

特に仮想通貨などをお持ちの場合は重要なポイントです。値上がりしているかもしれません。逆に値下がりで追加の支払いが発生しているかもしれません。

保証人になっているかどうかも相続人にとっては大きな問題です。
個人や会社の借り入れの保証人になっていると、「保証人」としての立場も相続させてしまう可能性もあります。
保証人になっていないなら、そのこともキチンと記しておきましょう。

残された家族の負担を軽減できる点もメリット

生前整理は、財産関連以外にも大切な意味があります。
身の回りの品々を少なくしておけば、あなたが他界したあとの「遺品整理」もかなり負担を軽減することができます。

遺品整理は家の中のものを全て搬出して、家の中を空っぽにしなければなりません。

もし1年以上着ていない服があれば思い切って処分してみると、2つあったタンスが1つになるかもしれません。
布団なども手放せば押し入れが1段空くかもしれません。
書籍は寄付できれば誰かがその知識を受け継いでくれます。
本棚も半分になれば、それだけでも遺族の負担は軽減されます。
大きなメリットになるでしょう。

体力がある若いうちのほうが業者に頼らないため費用も安く済む

本をまとめるにしろ洋服を選別するにしろ、生前整理をするには体力を使います。なるべく体力が残っている若いうちに手を付けたほうが賢明です。

また遺品整理では残された家具や家電、品物が少ないほど費用も安く抑えられます。
遺族にとっては、これも故人の細やかな心遣いと感じてもらえるでしょう。

生前整理を若いうちから始めることは、実は体力の問題だけではありません。
特に一人で行う場合は「体力」の前に「気力」がなくなってしまいます。
これが一番の問題点です。

決して全てを一気に片付けようとしないでください。
一人で全てを一気に片付けるのはプロでも至難の業です。

生活に関わるものは思った以上に数も量も重さもあります。
「よし、今日は片付けるぞ」と気合を入れてやるのではなく、「今日はタンスの、この1段分」くらいの気持ちで取り掛かりましょう。
分量は少なくとも、まず、取り掛かることが大切なのです。

まだまだゆっくり片付けるくらいの時間はあります。
ご自分で納得のできる整理は、今のうちがチャンスですよ。

投稿者: 横浜ベスト遺品整理社